2013年7月10日水曜日

「やまりん」接待ツーに参加した宗(男)。

このタイトルで「鈴木宗男 やまりん」で検索に引っ掛かった人は
以下の内容でさぞかしがっかりする事と思いますが
当方、一つもウソついておりません。

先週末、山口輪業(通称やまりん)主催のツーリングに
このワタクシめMune(宗正:性別男)が参加して参りました。
先ずは朝9時に海老名SAに集合です。
最近、おじ様方の早朝集合ツーリングが多かったので
9時集合は久々に楽な設定だと感じてしまいました(笑)

主催のやまりん長男は接待笑顔で出迎えてくださいます。
お世話になります。

接待だというのにどーみてもゴルフやらなさそうな方々もおります。
どんなショットもフルスイングでTON UPして
大声で「どけどけ湘爆だー!!当たると痛ぇぞー!!ファァァァァアアア!!!」
叫びそうな方々です。
そんなな流れ球にだけは当たらない様に気を付けます。

そうこうしてるとゴルフの会員権の利権屋まで現れました。
もう激しく帰りたいです。

「待てやゴルァ!!今帰ったら追い込むぞゴルァ!!」
可愛い顔して性格が全然可愛くないキャディに咆えられます。
恐怖で朝から失禁してしまいます。

「さてさて、それでは接待ツーに参りましょう。
マジカルミステリーツアーの始まりでございます、げへへ♪」
一路沼津へと向かいます。
が、足柄付近で全く前が見えない濃霧。
もうマジカル通り越してあっちの世界への入り口です。
完全に罠にハメられました。。。。

霧に囲まれた中で観た走馬灯で
小学生の時に行ったつくば博のパビリオンでの
愉しかった思い出をみてしまいました。
小学生の自分へ。
全然違う21世紀にしちゃってごめんなさい。
2013年時点、まだ車は空浮いてません。
未だにブリジ〇トンとかダン〇ップ履いてます。。。。

夢の中を飛んでいる紅の豚のポルコの様な光景を疾走し下界、沼津へ。
霞がかったあの光景はもうそこには無く急に灼熱の現実へと戻されます。
原因は小さいクセに熱をこちらへとポッポコポッポコ吐き出すこいつです。

ラズダズのRyozzy君が運転していました。
まるで昭和の地上げ屋です。
どうやら地獄の接待ツーは現実のものみたいです。

ジーザス、フードの中身に興味津々です。

地上げ屋の写真にも食いつきっぷりが証拠で残されてました。

あきちゃんは霞の中を飛行して
完全にあっちに連れていかれました。
夢から醒めません。

「だ、大丈夫でゲスよ。
もうじき美味いモンたらふく食えるでゲスよ、ひひひ」
やまりん長男は自分で仕掛けたあのガスの中で
よりによって一人だけ腐海のガス吸っちゃったようです。
少しどころか相当肺に入ってます。

「ここで身体に塩を塗ってくだちい」
指示に従ってこーた君が車体を降ります。
この童話の経緯を知ってる他の面々はその指示を無視します。

「綺麗な串刺しになる為に身体を伸ばしてくだちい」
指示に従ってこーた君は背筋を伸ばします。
彼だけが山猫に喰われれば我々は助かるので
敢えて皆彼には真相は知らせず指示を無視していきます。

「キメキメのポーズを取ってくだちい」
生意気なポーズ決めた左の青年には
この後エキパイで鉄板焼きの処刑が待っております。

無事に沼津港へと到着です。

指示に従ったこーた君だけ山猫に食べられました。
皆、助かった安堵感に包まれます。

「あの人、素直に塩なんか塗るから食われるんだよ、ケケケ」
嘲笑ったちょんまげ小僧には後で鉄板焼きの刑が待っております。
というかこーた君手前におりますw

「おい、何だか一人だけ4輪じゃね?」
「ガソリンしこたま持ってるんじゃね?」
「ガソリンよこせやゴルァ!!!」
皆マッドマックスばりにRyozzy君を襲い始めました。
冷静なワタシはあんな小っこい車襲ったところで
皆にガソリンなんか行き渡らないの知ってるので
防波堤の上で傍観していました。

「いやぁぁぁあ!!やめてぇぇぇえええ!!!!」
身ぐるみ剥がされていくRyozzy君を
下界の民が面白半分に撮影して悦んでいます。
そのあさましい光景を撮影してみます。
何だかこれでピュリッツァー賞とれそうな気がします。

と思ったら
下界の方から逆にこのあさましいワタシを撮られていました。
餅は餅屋、です。
この時点でピュリッツァー賞は露と消えました。

ワタシのこの汚れた欲望を
沼津の海に流して帰る事にします。

さて、待ちわびたお昼ご飯です。

ぉおぅ。

ぬぉう。
死体フェチには堪らない世界です。

生しらすも鮮度高く苦味もないクリアな味わい。
いくらは軽く「仕事モノ」で漬けで醤油の甘味あり。
カニの味噌汁は超濃厚な出汁取れてて美味。
流石にここだけは真面目にレポートしてみます(笑)

「うめぇだろ?な?うめぇだろ?」
こんがり揚げられたカサゴに自慢されました。
えぇ、貴方も美味しゅうございました。

あきちゃんは瓶ビールで夢から目覚めました。

こんな面白い接待した罰として
やまりんブラザースは二人とも
建築現場でスリーブ抜きして出てきたコンクリートを食べさせられてました。
あぁ何と芥川龍之介な世界観。。。。

お腹も満たされたところで
ピュリッツァー賞をワタシから奪った方が撮影会をしておりました。
風に晒されて片剃りハゲが被写体です。

今度は暴力温泉芸者のあのキャディの番です。

キャディ、得意気です。
10年後にまた掲載雑誌引っ張り出して笑ってやろうと思います。

カメラ向けるとこんなコトばっかしてくれる彼女ですが
実は結構シャイなのを知っています。
そして褒められるのが苦手なのも知っています。
可愛い!!可愛い!!超可愛い!!
ちーちゃんカワユス♪
多分ここ読んでちーちゃんは確実に死にました。
この後彼女と10年近く全面戦争が待っているんだと覚悟してます。

あの御殿場~足柄のガスは肺に入るとマズイと長男が体現してくれたので
こんちゃん・ジーザス・オサベ4名は山中湖ルートで帰る事にします。
ロッケンローなオサベ氏は完全に昭和な生き物です。

無事に立川へと帰還。
前回のイベントと2連続で何事も無かったドカ。
「今日もノントラブルで頑張りましたね~、ドカ」とこんちゃん。

「7年の歳月を経てシャーマンの呪いが解けたんだろうね」
と言おうと思ったその時、こんちゃんが一言。
「うん、きっと呪いを貯めてるんですね、この子」
ワタシはこんちゃんを早く生贄にしなければならないようです。

出番です、チャックモールさん。


全走行距離280㎞。
1日1100㎞とか走っちゃうワタシにとっては
比較的軽めな丁度良いツーリング。
そんな接待ツーリングでゴザイマシタ。