2014年3月18日火曜日

ごめんなさい、ペイントしたのに錆てる。。。

さて、我が家に来て依然とちぐはぐな南武線みたいな色だったC65カブ。

息子大樹が受験も終わり
晴れて高校に合格したので
早速二人でバラしてペイントする事にする。
折角教材みたいなカブですから、受験終わるの待ってたのよ。

「組み付ける時に忘れそうな箇所は逐一写真撮って」
「旧車は同じボルトでも長年そこにいたマッチングあるから同じ場所に戻す様に」
色々とノウハウを教えながら大樹がバラかしていく。

冷やかしも現れた(笑)
ワタシからすれば19歳と15歳、どっちも息子みたいなモンだが
大樹からすれば森クンは立派な同じ中学の大先輩だ。
だが知能は大樹の方が遥かに高い。
知能に関しては森クンの方がワタシの息子みたいなモンだ(笑)

外したパーツをガシガシとスコッチブライトで足付けしていく。

受験が終わったのをいいコトに
3日位連続で日付変更線までせっせと作業する親子w
残念ながら頭の悪い親父は
乗り物の事と音楽の事くらいしか教えられないのです。。。。

で、以前魚肉ガレージの棚やエキモの車体にも塗った
50年代感爆発のハンマートーン塗料で塗ってやる。
で、わざわざ塗ったそばから「錆ペイント」して遊ぶ事にする(笑)

そこへRyozzy君、タンクのクリアコート終わったので引き取りに来る。
話が前後するが経緯は魚肉スピードWEB参照(笑)

どうやら新しくチーム立ち上げるらしい。
そのチームの名前が「MANCHIES SPEED GANG」っちゅうらしい。
お腹ペコペコみたいな意味らしい。
メンバー全員食いモンのコードネームで呼び合うらしい。
彼はメロンソーダとチリドック、らしい。
けっ、お洒落なネームつけやがって(笑)
何か悔しいから今後我々は挽肉団と呼ぶ事にするw
「カッコいいだろ?俺の挽肉団」 by:ブランキージェットシティ

Ryozzy君にも「やる?」と錆ペイントを促す。
「おぉ・・・これは・・・おおぉ・・・これは・・・」
だから「これは」何じゃw
何だかんだ夢中で再現し始める。
そして彼もやっぱ錆の表現が巧い。
彼もまた実は錆はオトモダチなんだね。

パーツごとに錆ペイントやったから
くっ付けると錆の位置とか合わないんだろうけど

そんな事はどうでも良くって、さ。

ただ愉しく造る過程を共有したいだけだったから、ね。

だから錆びるワケないプラスチックパーツにも錆入れて
親子でわはははしながらやったワケです。

にしても大樹、お前これ朽ち過ぎだろ(笑)
裏側は全く錆びてないのがユーモア、らしい。

で、組み上がりました。

女の娘とかが乗っても可愛くてPOPなカブを今までは造ってきたが

毎回出来上がると売れちゃうので
今回は絶対誰も欲しがらないペイントしようぜ、ということになり

塗ったそばから錆びさせてばっちくする手法を選んでみたのだが

何だか旧国鉄員のぽっぽ屋の高倉健が
「すんません、自分不器用なので」とか言いながら
寡黙な表情で乗ってそうな
ウチの中で一番小さくて新参者のクセに
年式から言っても一番偉そうな
ドスの効いたカブに仕上がったとさ。

そんな親子でこさえたカブ、
テールランプは勿論「うちなん」の血の入った我々ですから
シーサーテールでゴザイマス♪
高嶺氏、カブなんかに使っちゃってすみません。
でも親子で乗れるカブにこいつが付いてるのってのは
多摩地区で走ってても遠く沖縄がいつでも傍にあるようで
何だか嬉しいっす。



4月になったら登録してトコトコ、多摩地区を走ろう♪