2018年1月11日木曜日

娘の悔し泣き。

正月2日夜、
中3の娘が冬期講習から戻ってきたらボロッボロに泣きながら家に戻って来まして。
学校でついたあだ名が「男前」という位の娘のぼろ泣きには流石に親の我々も慌てて、
何事かとカミさんと対応したんですわ。

冬休み中は隣の国立駅の方の塾まで通っておるんですが、
どうやら帰りしなの国立駅で少しはしゃぎ過ぎたようで、
60代程の高齢者と娘であろう30代の女性に「うるさい」と怒られたそう。

そこは自分達が悪かったので黙って怒られて静かに説教を受けていたそうなのだが、
その後この60代の婆がどんどん調子こいて、自分がどれほどの学歴で識があるかとか、
心理学をたしなんでいたからお前らの育ち位すぐにわかるわだの言い始めたそうで。
それでも悪い根源は自分達だからと黙って訊いていたそうだが、
娘の友人の一人を目つきが悪いだの性根が悪い証拠だのと罵声浴びせ始めたそう。
その子は容姿を攻撃されて遂に泣いてしまい、電車の中でずっとなだめていたそうだが、
あまりに酷い言われ方したので心配になって一旦立川通過して、
その子の下車する隣の駅まで友人らと送りに行ったそう。

その過剰に説教垂れた親子もその駅で下車したので再び絡む事になってしまい、
傷ついたショックで涙の止まらないその子を見て今度は何かと言い訳を始めたらしい。

「怒られたのは自分たちがいけなかったから黙って訊いていたが、
あの子の容姿がそれに何の関係があるのか、ふざけんな」
と凄く食ってかかりたかったが、
傷ついて泣いているその子は一刻も早くその場を離れたいだけだろうと思い、
ただひたすら婆の言い訳をそこでも訊いたそうで。

帰りに悪いと思ったのか手土産を渡されたそうだが、
あまりに悔しくてそれを立川駅でゴミ箱に捨ててやったみたい。
友人があそこまで理不尽に攻撃されたのが悔しくて泣いて帰って来たみたいで。


「その子の傷を考えて今回はひたすら耐えたのは正解だ。
怒られた根源が自分達だからというのも正解。
でもな、シチュエーション次第だが友達にも余裕あって
これは理不尽が過ぎると判断できた時は幾らでも食いついて来い。
駅長室でも交番でも幾らでも呼ばれろ。
公僕との外交経験がこんだけ豊富な父親がおるけ(有能かどうかは別w)。
そしてどんな状況でも冷静に相手を論破しきる弁護士みたいな兄がお前にはおる。
俺では話が余計に厄介になると思ったら、
交番に迎えに来た俺観て(チェンジ!!!!)って叫んで兄を呼べば良い。
俺泣きながら帰るからwww
これは言うべきだと思ったのなら幾らでも挑んで来いよ。
今回はひたすら耐えたのが正解だったと思う。
明日から泣いちゃったその子のケアしてあげなね」


駅で少し大きな声で騒ぎ過ぎた娘らが一番悪いのは事実。
でも過剰な位に罵倒されて傷ついた友人の姿が許せなくて
その理不尽にむせび泣いた娘は立派に育っていると褒めてやったよ。

正月明けいきなり長文ですが、今年もそんな田村家です(笑)